ブリッジ学院(戸塚平戸・六ツ川/藤沢大庭)・・・大学受験・高校受験・中学進学指導を行う学習塾です。
サイト内検索
皆さんは学習塾に何を求めていますか。聞くまでもなく、その答えは「学力向上」「成績アップ」だと思います。そのため、ブリッジには入塾テストはありません。入塾テストでできる生徒だけを集めれば、合格実績が出るのは当たり前のことです。しかし、私たちは違います。やる気さえあれば、誰でも受け入れます。これからいかに学力を伸ばしていくか。ブリッジはこの点にこだわりつづけています。今できないことに何も不安を感じることはありません。頑張ろうという気持ちがあるならば、是非ブリッジを体験していただきたいと思います。

HOME
指導理念
高等部
中学部
小学部
個別指導部
戸塚平戸・六ツ川校
入塾案内
   国語

●はじめに
 毎年のことですが、高校受験を目前にして、数学で苦労をしている中3生を非常によく目にします。暗記科目ならば直前に詰め込めば何とかなるものですが、考える要素が強い数学は、そうはいかないようです。結局は、小学校のときの算数の力がしっかりと定着していたか。原因を探ると、多くの生徒がそこに行き着くことが分かりました。まず、次の問題をみて下さい。小学校2年生の問題です。
<問題>
 8きゃくの長いすに、4人ずつすわっていくと、ぜんぶで何人がすわれますか。
ブリッジ学院/小学部 この問題の答えは32人と簡単に分かりますが、そのときの式はどうでしょう。8×4ではありません。正解は4×8です。理由は、次の式を見れば一目瞭然です。
・4×8=4+4+4+4+4+4+4+4 
・8×4=8+8+8+8

 4×8は4を8回たすことを意味し、8×4は8を4回たすことを意味します。そのため、4人ずつすわっていくこの問題では、4×8でなくてはならないのです。このように、小学校でやる演算の本来の意味がしっかりと身についていなければ、小数や分数はもちろんのこと文字までもが出てくる中学の数学では、さっぱり分からなくなってしまうのです。小学校の勉強を侮ってはいけません。ここで、しっかりとやっておくかどうかで、将来の学力に大きく影響してくるのです。さて、ここでもう1問。次は小学校5年生の問題です。
<問題>
 0.4mで0.5kgの棒があります。この棒1mの重さは、何kgでしょうか。
 これを見て、すぐに式が分かりますか。正解は0.5÷0.4です。ここで大切なことは、割り算とはいったいどういう意味なのか。それが分かっているかどうかです。今、学校で割り算を習っているから、きっと割り算をすれば答えが出る・・・では意味がありません。文章を見て、自分で何算の問題なのかが見抜けなければ、決して分かったとは言えないのです。市販の問題集等では、どうしてもテーマごとになっているため、よく考えなくても、何算なのかが分かってしまいます。そのため、本当に分かっているかどうかがなかなか確認できません。ブリッジの授業では、そのための訓練をしつこいほど行います。演算の意味をしっかりと身につけること。これこそが、将来の算数力・数学力のための絶対条件なのです。
 
●計算力
 計算力は、「やたらに難しい計算問題を力づくで解けばよい」というものではありません。また、「計算問題はなんでも筆算で解く」ということでもありません。筆算をしたがために間違えることもあります。ブリッジでは、計算問題をなるべく暗算で解く指導をしています。例えば、以下の問題をブリッジ生は暗算で解きます。
<問題>
 25×32=
<解説>
 ブリッジ生は「25×4=100」ということを利用して問題を解きます。そのため、25×32=25×4×8=100×8=800と考えて暗算で答えを導きます。
 
●思考力
 小学生に限ったことではありませんが、学習において「自分でしっかりと考えて問題を解く」ということはとても大切なことです。そのため、ブリッジの算数は特にこの「考える力をつける」ことと「数の概念を身につける」ことに重点を置いています。例えば、授業内容とは全く無関係の文章題小テストを行ったり、学年の枠を超えた問題を取り扱ったりと、無理のない範囲でさまざまな角度から指導しています。これにより、ブリッジ生には難しい問題にも積極的に取り組もうとする意欲が自然と身についています。ブリッジは私立中学受験の専門塾ではありませんが、上記のように普段から「考える」ことに取り組んでいるので、全国規模で実施される模擬試験でも確実に結果を残しています。
<問題>
 5/8と5/7ではどちらの数が大きいか?
<解説>
 正直、この問題をいちいち通分して考えるようでは困ります。5/8は「1つのものを8個に分けた5つ分」であり、5/7は「1つのものを7個に分けた5つ分」なので、5/7の方が大きいという数的感覚、数の概念が非常に大切です。

Copyright(C) 2000-2014 Bridge-Gakuin. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system